2016年2月、ニューヨーク ペンステーションから列車で約1時間程の豊かな自然に囲まれたHodayaのアトリエへ行ってきました。
インターネットで初めてHodayaのアートを見てどうしてもこの作家に直接会って作品を購入したいと思ったんです。
日本から熱い想いのこもったメールを送り彼女のアトリエへ招待してもらうことになりました。当時の私はアート関係の仕事に就いておらず普通の会社員だったのでアートについては全くの無知、ド素人状態でした。
そんな訳の分からない会ったこともない日本人をよく自分のアトリエへ招き入れてくれたなと今でもその心の寛さに感謝でいっぱいです。
今では抽象画なども手がけていますが当時のHodayaの主作品は女性のポートレート。
しかも描かれている女性は皆笑顔を封印して真っ直ぐにこちらを見ている表情ばかり。あまりの目力の鋭さに思わず目をそらしたくなることも!
どうして笑顔の表情がないのか聞いたところ、女性は笑顔でいられないような場面でも笑顔を浮かべないといけない時がある。
そんな笑顔の仮面の下にあるリアルな表情を捉えたかったと。
確かに私たちは時に心からの笑顔でないときもありますよね。
自分の気持ちに正直な表情でいたらどうなっちゃうのかしら?とHodayaの作品を見て自分自身を客観的に想像するのでした。
こんな感じ~?といいながら作品選定のポーズをするHodaya. アーティストのお茶目な一面が垣間見れるとなんだか親近感が湧き嬉しいです。
描くシリアスな面持ちの女性達と違い、本人は底抜けに明るい笑顔が魅力的な女性です。
これは仮面ではなく、心からの正真正銘の笑顔です!
Hodaya の自画像。本人に勝るとも劣らず美しいです。
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