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日本統治時代(1895-1945)の台湾と美術
当ギャラリーを当初よりサポートしてもらっている台湾の大切な母娘からのご縁で日本統治時代(1895-1945)に活躍した日本人作家の作品を台湾へ納める機会をいただきました。この時代の数多いる日本人作家のうち、台湾のコレクターの元へ旅立ったのは田辺至(1886- 1968)の「リラの花」という作品です。 田辺至, 「リラの花」油絵 73.0x60.6cm, 1930 これまで扱ってこなかった「物故作家」 これまで、現在生きている作家(living artists)の作品を扱ってきました。なぜなら、作品の背景にある想いを直接聞くことができ、その声とともに作品をお届けしたいと思っていたからです。物故作家の作品は作者と対話することができません。しかし、今回初めてこの世界に触れてみて、生きている作家の作品にはフレッシュな「今」があり、物故作家の作品には奥深い「歴史」があることに気づきました。 日本統治時代の台湾と美術 1895年から1945年まで、台湾は日本統治下にありました。その時代、多くの日本人画家が台湾を訪れ、現地で制作を行い、美術教育にも関わりました
3月15日


Letters from Artists #02 - Poppy Waddilove
Orange Trees, A4(21.0x30. 0cm )2026 私は昔からずっと都会の雰囲気に惹かれ、それをロマンチックに表現することに心を寄せてきました。昨年、ロンドンのピムリコにある新しい居住兼アトリエに引っ越したとき、ようやく自分がいるべき場所にたどり着いたように感じました。 今のフラットはヴィクトリア様式の建物で、まるでパリを思わせる雰囲気があります。(パリは私が長年愛し、多くのインスピレーションを受けてきた場所です。)手の凝ったモールディング、高いサッシュ窓と天井、そして創作のためのシンプルで小さなスペース。そうしたところに惹かれ、この部屋を選びました。毎日、絵を描きながら窓の外を眺め、美しく並ぶ家々、大きく伸びる緑の木々、そして広い歩道を見ていると美しい物語の中にいるような気分になるのです。 まるで、外を行き交う人々の日常をそっと覗き見しているみたいに。 木々のそよ風と外の世界を感じながら毎日を過ごしています。ランニング中に感じる近所の景色、ウェストミンスターの高層ビル群、ヴィクトリアのブックショップ、曲がりくねった川を眺め
3月12日


Letters from Artists #01 - Ele Pack
SUSSERATION A SUSSERATION IS SO SOFT YOU MIGHT NOT EVEN NOTICE IT AT ALL "Susurrus" holds within it an enchanting power to evoke tranquility, intimacy, and connection. Its ability to capture the delicate whispers of life and nature infuses our language with an ethereal charm. From the rustling leaves of an autumn afternoon to the soft murmurs of a lover's secrets, this word invites us to pause and embrace the beauty of our surroundings. ササレーションとは、気づかないほどのかすかな音のこと。 「Susurrus(サ
3月4日


日本で生まれた新しい出会い──noir etoffe 26AWコレクションの世界を描いて
フランチェスコ・ロ・ヤコーノ は先日の日本滞在中、日本人デザイナー 浦崎直胤による ファッションブランド noir etoffe の26AWコレクションのビジュアル撮影に立ち会う機会をいただきました。その場で感じた空気や世界観をもとに、いくつかのイラストを制作しました。 noir etoffe の2026AWコレクションのテーマは「波紋」。 水面に落ちる一滴の雫が、静けさを揺らしながら円を描き、やがて大きな広がりへと変化していく“始まりの瞬間”を象徴しています。 ブランドの特徴でもある丸みを帯びたシルエットは、この“波紋のきっかけ”を表現しているのだそうです。柔らかく膨らむフォルムは、雫が落ちる寸前の緊張と、そこから生まれる目に見えない動きの両方を内包しています。 撮影現場でそのシルエットが布の動きとともに呼吸するように変化していくのを目の当たりにしながら、その世界観をどう線で捉えるか、どんなリズムで表現するかを探りながらイラストを描きました。 フランチェスコはこれまでラグジュアリーブランドを中心にイラストレーションを手がけてきましたが、今回の来
2025年12月8日


ドリスヴァンノッテンビューティにてポートレートイベントを実施しました
先日、ニュウマン高輪と阪急うめだ本店のドリスヴァンノッテン ビューティで開催した フランチェスコ・ロ・ヤコーノ によるポートレートイベントが、無事に終了いたしました。合計4日間を通して多くの方にお越しいただき、心より感謝申し上げます。 今回のイベントでは、ほとんどの皆さまがポートレートを描いてもらうのは初めて、という方ばかりでした。最初は少し緊張した面持ちであるものの、フランチェスコが筆を動かす数分間の静けさのあと、完成した一枚をお見せした瞬間に、その表情がふっとほどけるのを何度も目にしました。ポートレートは“似顔絵”ではなく、描かれる人の個性や内側のストーリーまで映し出す、まるで小さなアート作品です。初めて体験される方ほど、その奥行きに驚かれるのだと思います。 今回のイベントの相性の良さを語るうえで欠かせないのが、ドリスヴァンノッテン ビューティというブランドそのものの特性です。色彩、質感、香りの層を自在に組み合わせ、個性そのものを肯定し、引き立てるアートのような存在。今回のポートレートイベントとの親和性は、まさにここにあったような気がします。
2025年12月5日


パネリスティ25周年記念パーティーが在日イタリア大使館で開催されました
2025年11月20日、パネライ愛好家のコミュニティ「パネリスティ」の創設25周年を祝う特別なパーティーが、東京のイタリア大使館公邸で開催されました。全国のパネライ愛好家が、この特別な節目を祝うために集まり、 フランチェスコ・ロ・ヤコーノ のポートレートドローイングがその時間に彩りを添えました。 パネライ(Officine Panerai)は、19世紀にフィレンツェで創業し、イタリア海軍の特殊潜水部隊のための精密機器・時計を製造してきたブランドです。大胆で彫刻的なケースフォルムとデザイン、そしてイタリア独特のエレガンスを併せ持つその時計は、単なる高級時計を超え、“クラフトマンシップの象徴”として世界中に熱いファンを生み出してきました。こうした歴史と美意識が結晶となり、パネリスティという情熱的なコミュニティが誕生したのです。 今回の会場となったイタリア大使館は、外交の場でありながら、イタリアの美術・デザイン・食文化を日本へ伝える「文化発信の拠点」としての側面も強く持っています。 公邸内にはイタリア文化を象徴するアートが随所に配置されており、訪れる人
2025年12月3日


アーティスト紹介 蔡長煌(Chang Huang Tsai)
この度、Akira Art Roomでは水墨画の取り扱いをスタートすることになりました。 何百年も受け継がれてきた水墨の技法と、現代の私たちの暮らし。そのふたつが出会うとき、どんな景色が生まれるのか。Akira Art Roomに新たに加わった台湾のアーティスト、蔡長煌(C...
2025年10月12日


アートがつなぐ支援の輪 - ガザのためのチャリティーオークション
この夏の特別な出会い - "Pull of Tides" by Ele Pack 今年の夏、イギリスのアーティスト Ele Pack の作品 "Pull of Tides" と出会う特別な機会がありました。それは、ガザの人々を支援するために開催されたチャリティーオークション...
2025年8月27日


イラストレーター紹介 Ludivine Josephine(リュディヴィーヌ・ジョゼフィーヌ)
今回は、フランス・ニーム在住のファッションイラストレーター Ludivine Josephine(リュディヴィーヌ・ジョゼフィーヌ) をご紹介します。 洗練されたラインと、さりげないエレガンス。彼女の作品には、動きや佇まい、日常の美しさがそっと描き出されています。デジタルで...
2025年6月17日


気がめぐり、花が咲く ― アートと風水と、暮らしの成熟
風水というと、ちょっと大げさに感じられる方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、「自分が心地よく過ごせる空間をつくる」という意味で、インテリアやアートととても相性が良い考え方だと感じています。 台湾の女性アーティスト、 謝淑慧 による...
2025年6月8日


Aislinn Janek Art Exhibition & Opening Party (2025.3.5-13)
先日、ニューヨーク在住アーティスト、Aislinn Janekを迎え、展示会のオープニングパーティーをIFDA日本支部と共催しました。多くの方にお集まりいただきアートを囲んだ賑やかで楽しい夕べとなりました。ご参加くださった皆さま、そしてパーティーを完璧にセッティングし、うち...
2025年3月20日


ポートレート撮影会のご報告
記録しておきたいことがたくさんありすぎて新年を迎えてしまった年またぎの報告です。昨年の2024年10月26日-27日に日米で活躍するフォトグラファー望月ミチカ氏による ポートレート撮影会 をAkira Art Roomで開催いたしました。...
2025年1月4日


1dayマイスタイル発見ワークショップのその後
8月3日、17日に Livmore さまによる 1dayマイスタイル発見ワークショップが弊ギャラリーで開催されました。真夏の猛暑の中、お越しいただいた皆さま改めてありがとうございました。皆さまにとって自分の”好き”にノックして揺さぶる1日になったらいいなと思いながらワークシ...
2024年9月1日


カンヌライオンズ2024にて
なかなかテンションが上がらない梅雨のこの頃、いかがお過ごしでしょうか。今回はイラストレーター Francesco Lo Iaconoによるフランス、カンヌより届いたカンヌライオンズでの模様をお届けいたします。雨続きの憂鬱を一瞬でも忘れる週末になりますように!...
2024年7月2日


イギリス生まれのたんぽぽ時計で春の始まりを迎えましょう!
出典:Olga Prinku Website 前回のブログでご紹介しましたOlga Prinkuの作品シリーズの中から立春の本日はたんぽぽ時計【Dandelion clock】で春の始まりを迎えたいと思います。 出典:Olga Prinku Website...
2024年2月4日


アーティスト紹介 Olga Prinku
出典:Olga Prinku Website モルドバ共和国で育ち、現在は美しい田園地帯が広がるイギリス、ノース・ヨークシャーに暮らすOlga Prinku. 2016年に本物のドライフラワーを使って繊細なチュールにカラフルな刺繍アートを施す、フラワー・オン・チュール刺繍と...
2024年1月28日


日本セルビア映画祭でVesna Filipovićのデジタルアート展が開催されました
セルビアのベオグラードと日本の東京で開催される、映画にフォーカスした二都市文化交流イベント、日本セルビア映画祭が2023年11月8日から12日までベオグラードで開催されました。もとは日本の短編映画を中心にスタートした本映画祭は、時とともに多様なプログラムを提供するに発展し、...
2023年11月26日


Winter Lights Collection
ロンドンのPoppy Waddiloveより、とってもドリーミーで心躍るクリスマスコレクションが届きました。 Title: Winter Lights in NYC アートサイズ:A4 ( 30x21cm) 額装サイズ:42x35cm 水彩、ガッシュ、パステル "...
2023年10月24日
海外ドラマ「SUITS/スーツ」で見るオフィスアートの存在感
オフィスにアートを取り入れる効果のひとつとしてアートによって社員の感性が刺激され、アイデアが生まれやすくなり結果的に会社の利益として反映される、と言われたりするけれど個人的には本当にそうかな?と少し違和感を覚えています。...
2023年10月1日


アーティスト紹介 謝淑慧(Hsieh, shu-hui)
台湾の美しい自然を丁寧に描き続けるアーティスト、謝淑慧の "Colors of Land"コレクションを中心に彼女の一枚一枚にかける静かなる情熱をお届けします。 謝淑慧 flower field 2020 160x260cm Pulp, Acrylic 2016年から始まった台湾の四季折々の美しさを時間をかけて記録していく"Colors of land"シリーズ . 台湾で深刻な干ばつに見舞われたある年、それでもほどなくして見事に咲き誇った花々を見たときに人生で辛いことがあっても諦めるのではなく、過去よりも生き生きと生きるべきだと自然から教えてもらったことがこのコレクションがスタートするきっかけになったと言います。以来、毎年色鮮やかな花を描き続けているのです。 謝の作品の特徴は繊細さとダイナミズムが共存するところ。ここまで巨大なアートを創り出す女性作家って世界中探してもとても珍しいような気がします。謝本人はとても穏やかで自然や四季折々の景色に敬意を払い、そして描く作品に全くエゴがないのです。誠実に自然の美しさを記録していきます。...
2023年9月10日

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