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執筆者の写真Motoko Kawabata

ライブドローイングセッションのご報告!

更新日:2022年12月1日

昨年末のクリスマスシーズンに当ギャラリーにてロンドン在住アーティスト Poppy Waddiloveによるライブドローイングセッションを実施いたしました。

本来はアーティストが来日して対面でお客様のポートレートを描いてもらうのが理想的なのですがこのご時世まだまだ海外渡航は難しく日本とロンドンをオンラインで繋げての開催となりました。




実は始まる前はとても不安でした。

もちろん私はPoppyのことはよく知っているし、信頼のおけるアーティストであるので今回の企画をしましたがオンラインって確かに便利ではあるけれど、どこか一方通行というか繋がっているけど繋がってない、なんとももどかしい印象があったのです。

そんなご経験は皆さまもございませんか?(対面でもこんなシチュエーションって結構ありますよね?!)


ですが私のこのもやもや不安は杞憂でした。

オンラインでも私が目指したかった「空間の共有」。

そしてそれから生じるロンドンのPoppyとお客様との「インタラクティブな関係」。

この二つの要素がこの日セッション中に生まれたのではないかなと思っています。


これはPoppyの陽気でチャーミングなキャラクターとお客様の優しさを伴う素敵な好奇心がアートという共通のツールで繋がったからかなと私なりに感じています。


セッション中のPoppy. ポートレートドローイングには何本もの筆を使い分けます。

日本夕方17時、ロンドンは朝8時!やさしい朝陽が差し込むインテリアも素敵なPoppyの自宅からのセッションです。


セッション中、緊張から表情が硬くなるとスマイル~、スマイル~と雰囲気を和ませてくれるPoppy.


では、ポートレート一例。当日来ていただいたお客様はご本人のお写真を撮っていなかったので代わりにお写真からポートレートを描いたものを許可を得て掲載いたします。

元々若くて色白美人な彼女ですがPoppyが描くと。。。


綺麗だけじゃない、意思の強さを感じませんか?

本人、ふんわり柔らかい雰囲気を纏っていますが内面に通うパッションをPoppyが表現しています。本人もポートレートもどちらも魅力的でどちらもリアルな彼女ですね。


私も描いてもらいました。

瞳のリフレクションやレイヤー具合がとても精巧でびっくりしました。なるほどこの細かい表現のために絵筆の多本使いだったのか!


ドローイングセッションの時間は約15~20分程度。

セッション中はあまり大きく顔を動かしたりはできないのですがおしゃべりは全然OK。

この15分程度の短い時間、誰かが自分だけを視てそれを唯一無二のアートとして描ききってくれる。

それってなんともいえない心躍る体験で冒頭申し上げた「空間の共有を通したインタラクティブな関係」が色んな要素が重なり合って生まれた賜物だと思うのです。

よく様々なブランドや企業がコラボレーション企画を発表するけれどそこにお客様も加わり初めて本当の意味でのコラボレーションが生まれるのでしょう。

今回のライブドローイングセッションを通してそんなことを感じました。

今年はこの素敵なコラボレーションをもっと日本中に広げていきたいと思っております。

ポートレート作成にご関心のある方はぜひお問い合わせくださいね。


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